自分でできるチューニング
チューニングとは、書籍をスキャンしてPDF化したファイルを、閲覧デバイス(Kindle3、Kobo、Reader等)で最適に表示する為の調整を指します。
チューニングは、主に余白のトリミング、デバイスに対応した解像度への変換、文字太らせ等が御座います。チューニングは個々人のお好みがありますので、お客様にて簡単に実施できるチューニングソフトをご紹介し、ご自分で最適なチューニングを実施頂けると、更に、スキャンしたデータを快適に閲覧頂けます。
無料ソフトPDFDiet(バージョン20110823-1)
PDFDiet は、名前と実態は違うのですが、PDF から画像を取り出す。または PDF を画像にする。画像の空白エリアを自動的に圧縮(空白を縮める)・削除(トリミング)して出力する近代デジタルライブラリの PDF のページ分割をする。画像ファイルからPDFを作成する。ソフトです。(サイト引用:
PDFDiet)
※ソフトウェアの動作環境を必ずご確認下さい。
誰でも簡単にできるチューニング
PDFファイルのチューニングは、誰でも簡単に実行できます。
但し、各種デバイスKindle、Kobo、Readerとスキャンした書籍のサイズや種類により、微調整が何度か必要になりますので、自分で実施する場合には、最適なファイルになるまで、何度も調整が必要な場合があります。
チューニングに必要な環境
・Windows、OSのパソコン
・チューニング用のソフト(無料:
PDFDiet)
(ChainLpは、Microsoft.NET framework 4.0というランタイム・ライブラリが前もってインストールされている必要があります。)
PDFDietをダウンロード
PDFDietをフォルダに展開
ZIPファイルを解凍し、PDFDietをフォルダに展開します。
PDFDiet起動
PDFDietを起動します。
PDFファイルを選択
PDFDiet/PDF・画像選択/PDFファイル選択 をクリックします。
チューニングするファイル選択
チューニングを実行するフィアルを選択します。
チューニング指定
チューニングは主に「余白カット(トリミング)」と「出力タイプ」「太字」の指定を実施します。詳細な指定も可能のようですが、先ずは、3つの要件についてお試しすることをオススメします。ご自身に最適なチューニングは、3つの要件を基準に調整をされると良いとおもいます。
変換実行
余白カットと文字太らせ処理を実行します。変換実行/シングル処理 をクリック
出力画像を指定
出力画像はデフォルトのまま「次へ」ボタンをクリックします。
出力フォーマットを指定
チューニング後のファイルフォーマットを選択します。本例ではPDFを選択
ファイル出力先を指定
チューニング後のファイル出力先を「参照」ボタンにて指定、「作成」ボタンをクリックします。
チューニング(余白カット+文字太らせ処理)
余白カットと文字太らせ処理が完了しましたら「閉じる」ボタンをクリックします。
GoodReaderにファイルを追加
iPhone,iPad、iPadmini等では、PDF閲覧アプリGoodReaderにファイルを追加します。
ファイル選択
iTunesの対象アプリ取り込みたいファイルを選択します。
同期ボタンをクリック
ファイルの追加後、「同期」ボタンをクリックして対象ファイルをiPadminiに取り込みます。
チューニング後
チューニング後、ファイルはグレースケールとなり、且つ、OCR処理は消去されますので、予めご承知おき下さい。
チューニング前
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